プロジェクトの成功要因をふりかえってみました
PMP Certification New Format 2011 / Amir Abbas Kaka Khel
先週の日曜日、担当プロジェクトの本番リリースを行いました。
プロジェクトを開始したのがちょうど1年前。
大きな問題もなく無事にリリースすることができ
ほっとしました。
僕は顧客と開発ベンダーの間に位置する立場であり、
直接開発を行うのでは無く、プロジェクトを管理する
ことが主な仕事です。
今回、プロジェクトを非常にうまく進めることが
できた要因を自分なりに振り返ってみました。
振り返ると、2つの要因がプロジェクト成功の鍵でした。
話を聴く
開発ベンダー、自社のプロジェクトメンバーなどの
意見を聴くことに注力しました。
意見を聴くことで、私は”あなたの存在を認めてます”と
いうことを理解してもらいたかったからです。
「結論を先に言わない」、「事実と意見が混在している」など
話を遮りたくなる衝動を抑え耳をかたむけました。
相手の話を聴くことで、プロジェクト内の風通しもよくなり
活発な意見交換が発生する効果が出てきました。
通常、悪いニュースは隠したがるものですが、早い段階で話をして
もらうことで、余裕を持って対策を行うこともできました。
怒らない
何があっても怒らないと決めてプロジェクトに望みました。
もともと短気、かつ自己中心的な性格なため
感情が表に出やすい状態でした。
テスト不足や考慮漏れに起因するバグ/不具合報告も、
開発ベンダーに対して自分中心の意見をぶつけていました。
「自分だったらこうしていた」、「なぜもっと早く報告しないんだ」。
俗に言う、”あるべき論”ですね。恥ずかしい。。。
でも結局、”怒ったところで何も解決しない”んですよね。
自分の感情をはき出して、スッキリしたいだけだったと気づきました。
天から見上げるように、客観的に自分の姿を意識することで
怒りたいという気持ちも少なくなりました。
結局、人はだれかに認められたい
今回、僕がやったことは「マズローの欲求段階」で
言うところの”承認欲求”に該当するものだと思います。
人は
”だれかに認めてもらいたい”、
”自分を価値のある存在だと思いたい”。
そんな思いを満たしてあげることで、主体的な行動を促すことが
出来たのではないかと考えます。
話を聴いて怒らない
文字にすると簡単ですが、徹底するのはかなり大変です。
その分、効果は大。
自己の成長にもつながる行動、一度試してみてはいかがでしょうか。
2012年2月1日
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