あの日から1年が経った
東北地方太平洋沖地震から1年が経ちました。
2011.3.11は金曜日、東京の職場にいました。
今までに体験したことのない揺れに激しく混乱したことを
ハッキリと覚えています。時間が経つにつれて東北地方をはじめとする広範囲の
被害状況がわかってきました。
その間も大きな余震が2、3度起こり、職場のビルも
天井の一部が剥がれ落ちるという状況。
今まで生きてきた中で、自分の中で「死」というものを
感じたのはあの日が初めてでした。
交通機関ものきなみストップ。
帰宅することを諦めて会社に残る人もいました。
当時の住まい&実家の状況も気になり、僕は徒歩で
帰ることにしました。
職場のある目黒から足立区まで約20km。
夕方の6時に会社を出発し、家に到着したのが
深夜0時ごろでした。
会社から家までの道中は、同じように徒歩で帰る人で大混雑。
微妙に傾いているように見える東京タワー。
普段であればジョギングする人で賑わっている皇居周辺の
周回コースも人で溢れていました。
住まい&実家の被害がほとんどなかったことは幸いでした。
あの出来事から1年後の今日まで、僕の生活は表面上
なにも変わっていません。
ただ、「死」というものを感じたあの日から
自分の中で何かが変わってきたのを感じます。
ことあるごとに頭に思い浮かぶのはジョブズのあのスピーチ。
今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいと思うか?
仕事面でいえば、1年前と変わらないことをやりつづけている。
やりたいことだからなのか、踏ん切りがついていないだけなのか。
まだちゃんとした答えは出ていない自分が情けなくも思えてくる。
もし今日が自分の人生最後の日だとしたら – GIGAZINE |
2012年3月11日
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