iMacで東プレのRealforceを使うために行った3つのカスタマイズ
自宅ではiMac 27インチを利用しているワタクシ。
購入して約2年が経過しましたが、入力機器は付属のワイヤレスキーボードと
Magic Trackpadを利用していました。
特段、不便さを感じることはなかったのですが、今後もブログやアプリ開発を
続けるために入力インタフェースを一新することにしました。
なにはともあれ、まずはキーボードを買い換えることに!。
キーボードはやっぱりこれ
入力インタフェースの中でもキーボードは利用頻度が一番多い機器。
ここにはこだわりたいぜ!ということで、東プレのRealforceを購入しました。
購入したのはテンキーレスの静音モデル。
ちなみに、Realforceは前職のプログラムを組んでいた時から利用してきました。
使うほどに手に馴染む感覚を与えてくれるところがお気に入りです。
キーボードに2万円近くの出費は高すぎると思う人もいるかと思いますが、
打鍵の気持ちよさや3000万回以上のキー押下耐久性などを考えれば
十分に元を取ったと思える製品です。
キーマップを変更
キーボードを変えたあとにやることは、キーマップをMac用に
カスタマイズすること。
Windowsキーボードを使うときにやっておきたいキーマップのカスタマイズを
2つ紹介します。
1.英数/かな変換キーのカスタマイズ
スペースキーの両脇にある「変換」、「無変換」キーに
英数/かな変換を割り当てます。
英数/かな変換の割り当てに利用するのはPCKeyboardHackという
ソフトウェア↓↓↓。
KeyRemap4MacBook – OS X用のソフトウェア |
ダウンロード&インストールが完了すると、システム環境設定に
アイコンが追加されます。
アプリを起動後、For Japaneseというカテゴリにある以下2つの
項目をチェックすれば設定は完了です↓↓↓。
「変換」「無変換」キーを押せば、英数/かな変換を切り替えることができます。
Windowsキーボードを利用するときはこの設定をするかしないかで使い心地が
がらっと変わってきます。
ぜひ設定してください。
2.Home/Endキーのカスタマイズ
WindowsキーボードのHome/Endキーは、そのままでは動作しません。
動作させるためにはKeyRemap4MacBookというソフトウェアが必要です↓↓↓。
KeyRemap4MacBook – OS X用のソフトウェア |
PCKeyboardHack同様、インストールするとシステム環境設定にアイコンが
追加されます。
アプリを起動したら第4タブに移動し、「Open private.xml」をクリック。
private.xmlの場所がFinder表示されるので、テキストエディタなどで開き、
中身を以下の内容に書き換えてください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 |
<?xml version="1.0"?> <root> <item> <name>Home to Command+Left</name> <appendix>Change Home to Home</appendix> <identifier>private.home</identifier> <autogen>--KeyToKey-- KeyCode::HOME , KeyCode::CURSOR_LEFT,ModifierFlag::COMMAND_L</autogen> </item> <item> <name>End to Command+Right</name> <appendix>Change End to End</appendix> <identifier>private.end</identifier> <autogen>--KeyToKey-- KeyCode::END , KeyCode::CURSOR_RIGHT,ModifierFlag::COMMAND_L</autogen> </item> </root> |
private.xmlを保存し、第1タブに移動。
ReloadXMLボタンをクリックすると、Hone/Endキーの設定が画面に
表示されるので2つをチェックします↓↓↓。
これでHome/Endキーが使えるようになりました。
3.残りのキーマップをカスタマイズ
上記2つの設定をおこなうことでだいぶ使いやすくなったと思います。
あとはお好みになりますが、僕の場合はKeyRemap4MacBookで以下のように
キーマップをカスタマイズしました。
カスタマイズ点をざっと挙げると、
・左Altキーに、MacのCommandボタンを割り当て
・右Ctrlキーに、MacのCommandボタンを割り当て
・左Ctrlキーに、MacのOptoinボタンを割り当て
・F1〜F12キーを、Mac標準キーマップに割り当て
です。
まとめ
iMac with Realforce化が無事完了。
今回はテンキーレスモデルを選択。心配していた「スペースの占有」といった
点も気にならないレベルで非常に満足です。
入力インタフェースにこだわるマカーの人は、Apple純正以外のキーボードも
導入してみてはいかがでしょうか。