Bluetoothヘッドフォン JayBird BlueBuds X を1週間使用、予想以上に快適だった
先日のエントリで不安をあおりまくっていた「JayBird BlueBuds X Bluetooth 」ですが、けっきょく購入しましたw。
人気商品なのか品切れが続いている状態。
たまたまヨドバシ.comで在庫を発見し物欲が炸裂。
買うしかないでしょ!。
1週間ほど使用したのでそのレビュー記事です。
開封の儀
2万円近い商品だけにパッケージもそれなりの高級感。
カラーはミッドナイトブラックとスノーホワイトの2色展開。
今回はミッドナイトブラックを購入しました。
女性が使うコンパクトのようなケースの中には、イヤーチップ・イヤークッション・きしめんタイプのUSBケーブルが収納されています。
イヤーチップ、イヤークッションはサイズがそれぞれ3種類。写真右上の四角いものは、コードの長さを調節するためのコードクリップです。
ヘッドフォンのケーブルもきしめんタイプ。通常のヘッドフォンと比較し断線には耐性がありそうな形状です。
ケーブルの先端には、電源・音量・早送りのボタン。ケーブルを耳の下に通す「アンダーイヤー」ではボタン位置は右側に。ケーブルを耳の上に通す「オーバーイヤー」であればボタン位置は左側に配置されます。
次は、今まで使っていたBluetoothレシーバー「AT-PHA05BT」と比較して「JayBird BlueBuds X」の良い点・悪い点をレビューします。
良い点
まだ1週間しか使っていませんが、そんな短い期間でも「いいね!」と感じた点がありました。
1.電源ON後のデバイス認識が爆速
「JayBird BlueBuds X」の電源をONすると、”Power ON”・”Headphones Connected”のアナウンスが流れた後に(再生など)すぐに利用可能な状態となります。
電源ON・iPhoneがBluetoothデバイス認識・音楽再生までがストレス無く実行されるイメージ。
Bluetoothレシーバー「AT-PHA05BT」の場合、電源をONしても操作を受け付けるのに10秒程度のタイムラグがありました。
その前に使っていたSONY製のBluetoothレシーバーもやはり10秒程度のタイムラグがあり、「Bluetoothレシーバーってこういうものなんだな」と思っていただけに、「JayBird BlueBuds X」のデバイス認識の早さにビックリ&感動がありました。
2.指先の感覚だけでボタン操作が可能
Bluetoothレシーバーと違い、ボタンを見ながら操作することは出来ない点を不安に思っていましたが杞憂でした。
ラバーコーディングされたボタンはしっかりと盛り上がった形状のため、指先の感覚だけで操作することが可能。
また、(再生・早送りなど)操作するにはボタンをそれなりの力で押し込む必要があり(誤って押してしまうなどの)誤動作する危険も少ないです。
Bluetoothレシーバーには必須だと思っていたHOLDボタンですが、「JayBird BlueBuds X」に限っていえば必要なし。
HOLDボタンが付いていない = 必要ない と感じることができるレベルの操作性が実現されていました。
3.レシーバー一体型の軽快さ
余計なコードが絡むことがなく、とにかく取り回しが楽。
「AT-PHA05BT」に限らず通常のBluetoothレシーバーは、短めのイヤフォンをコネクタに差して使用するタイプ。
万が一、断線した時はイヤフォンを交換すればいい点はメリットですが、その分レシーバー本体を含めるとかさばりがち。
下の写真を見てもわかるように、単純な体積だけを比較しても「JayBird BlueBuds X」のコンパクトさが目立ちます。
また、レシーバー分離型の場合、レシーバー本体をどこに挟むか?という問題にも頭を悩ませていました。
ポロシャツなどであれば胸元の衿の部分に、バッグ持参であればそのベルトの部分にそれぞれレシーバー本体のクリップを留めるというスタイル。
けれども、クリップの挟み込む力はそれほど強くないため、少しの動作でクリップが外れてしまうことも。
軽量な「JayBird BlueBuds X」は、耳に装着しているだけの軽快さ&ジョギングといった激しい運動でも外れることはありませんでした。
「AT-PHA05BT」と比較して、全ての所作が快適になった。
「JayBird BlueBuds X」に替えてよかった!と思える一番の点です。
悪い点
あまりべた褒めしても胡散臭いので、悪い(気になる)点も書きます。
1.やっぱり断線が気になる
以前の記事にも書いていますが、やはり断線が気になります。
2万円弱というこのジャンルではかなり高額の製品。
1年弱で断線したら悲惨すぎる。
その点は考慮しているのか、コード形状はきしめんタイプになっていますが、強度・耐久性は未知数。
こればかりは長期的に利用することで判断していくしかありません。
1年以内の故障であれば無償で修理対応してくれるので、ひとまずは安心ですが、不安要素の1つではあります。
2.汗まみれだけど大丈夫かいな
もともと汗かきな体質もあり、ジョギングで使用した後は本体がびっしょり濡れた状態。
「汗による故障は無期限保証」とのことですが「ホンマかいな?」といささか不安。
そもそも「その保証はいったいだれが担保してくれの?」という疑問があります。
日本ではフォーカルポイントが代理店となっているようですが、1年以内の通常保証のみ対応(汗による無期限保証は対象外)かもしれません。
この点は別途フォーカルポイントに聞いてみたいと思います。
オススメの使用方法
「JayBird BlueBuds Xはこうして使うといいよ」のオススメの使用方法をまとめました。
耳の大きさ・形など個人差もあるので万人向けではありませんが、参考になると思います。
1.オーバーイヤーで装着すべし
装着方法はアンダーイヤー・オーバーイヤーの2種類ありますが、おすすめはオーバーイヤー。
なぜならば
- アンダーイヤーと比較してコード長が短い
- (僕の耳の形状だと)オーバーイヤーのほうがフィット感が高い
といったメリットがあるからです。
参考:アンダーイヤー
参考:オーバーイヤー(こっちをオススメ)
2.コードは短めに調整
コード長は短めに調整すると取り回しがいいです。
後頭部にコードのたるみがある状態だと、顔を動かしたときに首(髪)に干渉して気になる。
コードのたるみがあるとフィット感も損なうので「ちょっと短いかな?」と思うぐらいの長さで調整するとちょうどいいと思います。
3.イヤークッションは付けなくてもいい
付属品のイヤークッションは付けなくてもいいです。
僕の場合、イヤークッションの形状が耳にあわず、付けたことでフィット感が逆に損なわれました。
イヤーチップの大きさに注意して装着すれば問題ありません。
ちなみに、イヤーチップは他社製品も取り付け可能。
より自分の耳にフィットするイヤーチップに交換するのもいいですね。
参考:イヤークッションあり
参考:イヤークッションなし
まとめ
購入前はいろいろな不安がありましたが、製品そのものには大満足という結果でした。
通勤時のiPhone5+JayBird BlueBuds Xをメインに利用していますが、ジョギング時に使っているiPod nano用に(お金があれば)もう1台欲しいです。
ここまで快適だと、ペアリングの切り替えすら面倒くさいと感じちゃうんですよね^^;。
反面、高価な製品だけにやはり保証面が気になるのも事実。
僕が再三気にしている断線を起こさないよう、丁寧に使っていきたいと思います。