ジョギングにおける消費カロリーの計算方法
有酸素運動の代表であるジョギング。
ジョギングをすることで消費できるカロリーは、いったいどれぐらいなのでしょうか?
ジョギングの消費カロリーは計算できる
ジョギングの消費カロリーは、以下のような簡単な計算式で求めることができるんです。
消費カロリー(kcal) = 体重(キロ) × 距離(キロ)
たとえば、体重65キロのぼくが10kmをジョギングした場合、消費カロリーは650kcalということになります。
650kcalといえば、だいたいスパゲティ・ミートソースや味噌ラーメン1食分に該当します。
「10kmを走ると1食分のカロリーを消費できる」と考えると、なかなかすごくないですか?。
プロのマラソンランナーは食事量も非常に多いですが、走ることでそれ以上にカロリーを消費しているため、非常に引き締まったカラダをしているのもうなずけると思います。
ちなみに、体脂肪1キロを減らすためには、約7000kcal分の消費が必要だとされています。
僕の体重だと100km以上を走る必要があり、けっこう大変な印象ですが、後述する基礎代謝量をセットで考えると現実的な数字になってきます。
基礎代謝量
基礎代謝とは、生命を維持するために行われている活動で必要なエネルギーのことです。
以下、Wikipediaより抜粋。
基礎代謝(きそたいしゃ)とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動で必要なエネルギーのこと。相当するエネルギー量(熱量)は、成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、一日に女性で約1,200、男性で約1,500キロカロリー(kcal)とされている。
上述のとおり、基礎代謝量は成人男性が約1500kcal、成人女性は約1200kcalです。
何もせずにじっとしているだけでも、1日あたりこれだけどカロリーが消費されているのです。
ダイエットを真剣に考える人は、この基礎代謝量とジョギングによる有酸素運動で消費されるカロリーを合算して考える必要があります。
たとえば、成人男性である僕が1日10kmを走ると仮定した場合、1500kcal(基礎代謝量/日) + 650kcal(ジョギングによる消費カロリー) = 1日の消費カロリーは2150kcalとなり、食事による摂取カロリーがこの数値を上回らない限り脂肪が減っていく(痩せていく)ことになります。
また、基礎代謝量を上げるには筋肉をつけることも有効な手段。
有酸素運動に加え、適度に筋トレを行うことで、より効果的にカロリーを消費できるカラダに生まれ変わることができるのです。