フォアフット専用シューズ、ビブラムBIKILA LSを購入
ランニング界のトレンドになりつつあるフォアフット。
その走法をマスターすべく、ビブラムのフォアフット用ランニングシューズ、ファイブフィンガーズを購入しました。
公式5本指シューズ/Barefootinc Japan
フォアフット走法とは?
ジョギングやランニング時に、つま先に近い部分で着地することをフォアフット走法と呼んでいます。
走っている人は分かると思いますが多くの場合、大半の人はかかとから着地。つま先着地は100人に1人というかなり低い割合であるとも言われています。
なぜつま先着地をする人が少ないのか?その理由はさまざまですが、一番はふくらはぎにかかる負担が高いという点が挙げられます。
とはいえ、つま先着地には様々なメリットがあるとも言われており、
足への衝撃が少ない
身体にブレーキがかからない
などなど。
大昔の靴など無い時代、人々はみな裸足で生活していました。地面からの衝撃をやわらげるため、つま先から着地するのが自然な姿だったはず。フォアフット走法は太古の人間の記憶を呼び覚ますための走りかたなのかもしれません。(何を言ってるオレ)
まあ、単純に考えて、つま先着地することで自然と前傾姿勢になり、結果スピードアップにもつながるんじゃねーかと思ったわけです。
ビブラムファイブフィンガーズの特徴
その名のとおり5本指のランニングシューズなのですが、裸足感覚を養うためのさまざまな特徴があります。
以下、公式サイトからの引用。
ビブラムファイブフィンガーズ(ビブラム5本指シューズ)とは
ビブラムファイブフィンガーズとは、1936年に最初の登山用のゴム底を発明したVibram社 (ビブラム社)の創設者の、ヴィターレブラマーニの孫であるマルコブラマーニに提案された新感覚シューズです。 山への情熱ではなく、海への情熱を燃やすマルコブラマーニは、地下足袋のようで第二の皮膚のような感覚の靴のアイデアに魅了され、この5本指シューズを考案致しました。
裸足に近いこのビブラムの5本指シューズは、5本の指が自由に動き裸足と同じ開放的な気持ちよさを感じる事ができます。また様々なスポーツ、エクササイズや遊びの中で、裸足と同じような無理のない自然な動きによって、バランス感覚や敏捷性が高まり、足腰の強化が期待できます。
私達の足は、人類の奇跡的な進化によって26本の骨と33の関節と100以上の筋肉、腱や靭帯から成り立っています。一般的に健康を保つためには、身体の他の部分と同じように足を動かし、刺激を与えることが良いとされています。近年の専門家の研究によれば、シューズは足先や脚を保護はしていますが、足を締め付け、足腰の筋肉を弱くし、発達を妨げたり、怪我をしやすい 状態にもしているということが言われ始めています。私達の生活の中でシューズを履く事は不可欠ですが、それと同時に足を刺激し鍛えることも大変重要になってきているのです。
フォアフット用のランニングシューズは他のメーカーからも発売されており、たとえばこのようなタイプのシューズなど。
どのタイプのシューズにするか?いろいろ悩みましたが、素足感覚を養うには5本指が独立しているファイブフィンガーズが最適だろうという結論に至りました。
開封の儀
ファイブフィンガーズはその用途ごとにいろいろなモデルがあり、今回僕が購入したのはウォーキング/ランニングタイプのBIKILA LSというモデルです。
モデルの一覧は公式サイトに掲載されています。
bnr_youto2.jpg (900×536)
BIKILA LSはアッパーの部分が柔らかく、かつ調整可能なゴム紐が使われています。僕のような甲高の人でもフィットしやすいモデルです。
クイックレーシングシステムにより、ゴム紐の調節が楽な点もBIKILA LSの大きな特徴。
指先をアップした写真。アッパーが柔らかいため、反り返ったような状態となっています。
足裏の写真。地下足袋とは違いそれなりにソールはありますが、それでも一般のシューズに比べると圧倒的に薄い。
室内で試し履き。この段階ではほんと地下足袋を履いているような感覚。アッパーが柔らかいこともあり、親指部分に人差し指も入ってしまうなど履くのにも一苦労。親指を基準として、位置を合わせていくのが履くときのコツだそうです。
すげー不安になってきた
通常のシューズと比較し圧倒的な頼りなさ。このシューズで固いアスファルトを走ることができるのか?かなり不安です。
最初は慣れることに集中するために、ウォーキングなど軽めの運動から始めたほうがいいかな。